2015年6月26日金曜日

平和に調和を保つ無敵の人

この広い世界の中、

僕のいるここ、

僕の意識が届く空間を

担当することになってます。


平和に調和を保つお役目です。


僕には、

やっと使えるようになった程度ですが、

身体と

感覚と

考える力と

言葉と

心が

与えられています。


それらを健やかに保つためにも

さらにいろいろ与えてもらっています。


社会性を学ぶことができる仕事や

空間と一つになれる趣味や

それらと共にある人たち、

うつろい変わる景色や、

そこに吹く風の音や

鳥たちのさえずりなど、

必要に応じて与えてもらうのです。


その空間の全てに心を開くことが大切で、

人だけでなく、その空間にある全ての調和を感じて

その場に溶け込んでいく感覚を目指します。


自分の成長に合った新しい立ち位置を用意されますが、

上手くできなくても、

できる限り真摯に丁寧に取り組むことで

新たな調和を生み出すことができます。


では何をするかというと、

その場でリラックスして過ごすのです。


その上で気を付けたい点が幾つかありますので

それを見ていきましょう。


まずは意識的に調和を取ろうとしなくていい、

ということです。


良く間違えてしまいますが、

基本的に調和は何もしなければ自然に生まれるので、

そこで調和を取らなければならないという考えが出てきたら、

それは自我のしわざです。


新しい空間などで緊張してしまったりして、

そこに生まれつつある調和を感じられなくなった時に

調和をとるにはこうしないとだめだ、

と決めて行動してしまったりすると、

自分が調和を乱していることに

気が付きません。


そういう時はリラックスしてみましょう。


自分の立ち位置で

その空間を心地良くできるのは

一番リラックスした自分でいることです。


次に気を付けたいのは、

調和していないものを探さない

ということです。


新しい調和は常に生まれているのですが、

すべてがいっせいに整うことはありません。


いろんなものごとがそれぞれのペースで

調和に向けて動いています。


一見不調和に見える動きも

調和に欠かせない重要な何かである場合があります。


その中にいて不安で辛抱できずに、

調和していないものを探してしまうことがあります。


自分の不安を他のせいにして

自分を見失ってしまうことにもなりかねないので

気をつけたいところです。


そんな時はリラックスしてみましょう。


自分の中の緊張が何から来ているのかが分かれば

それまでの自分の思い込みを

手放す良い機会になるかもしれません。


最後に、

形にこだわらないということも気を付けたいところです。


調和はそれ自体ずっと不安定な中にあるのですが、

常にバランスをとり合っているバラバラの流れが、

もっと大きな流れと一つになることがあります。


それは良くも悪くも想像と違うものになりますし、

それですでに調和しているということに気付かないこともあります。


自分が思い描いている通りにしか受け入れられないとしたら、

その空間には居心地の悪さしかありません。


そこでこだわりを手放せるか、

その空間から離れていくかの選択も自由ですが、


こだわりは

どこまでいっても自分だけのものなのを考えると、

どこにいても不調和をもたらしてしまいます。


今、手放して大きな流れに任せることで

全てが調和し始めます。


これらの注意点をクリアーするのに、毎回100点満点である必要などありません。


例えば100回チャレンジして1回でもできれば

素晴らしいことです。


それが2回になったらもっと素晴らしいことです。


気が付いたらリラックスして、

空間に心を解放することから始めるといいでしょう。


調和に向けて心を静かに落ち着けたその時、

周りに敵はいません。


確かにこの広い世界の中に

破壊するお役目の人たちがいます。


その人たちと、

平和に調和を保つ役目の人たちは

持ち場が違います。


なので一緒の空間で過ごすことはありません。


一人一人の側面としての怒りの感情が

少しオーバーに表現されてしまうことがあるかもしれませんが、

一つの空間で共有できる目的がある場面においては、

決して敵などではありません。


共有する目的へ向けた一つの

調和の働きを一緒に学んでいるのです。


僕もいろいろと学ばせてもらった中で、

破壊よりも調和のお役目を、

と思い立ちました。


僕が学んだのは

本質的に破壊できるものなど無いということです。


それに気づくまで破壊のお役目の人はお役目を続けます。


学びを放棄してしまった人や、

自分のお役目を忘れてしまった人などに

気付いてもらうために欠かせないお役目なのです。


同じく様々な人に気付いてもらうためのお役目ですが、

僕はひたすら調和を目指します。


ただひたすらにその場その空間に心開いて、

リラックスしていろんなものごとに向き合います。


上手くできないときがあっても、

何かに心引きずられても、

深呼吸して、

もう一度そこから始めます。


そこに平和に調和が保てる始まりがあるからです。


自分の中に感じる不調和を、

何か他のもののせいにするのはやめました。


自分から見た敵はもういなくなりました。


心落ち着かせて、

ここに心を開いていくだけです。



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